こんにちは!
洲本市地域おこし協力隊の藤崎です。
前回の記事では草刈りをしていたら発見した井戸。
横についていたポンプもだいぶサビていて古く、正常に動くかどうかが心配だったのですが
ちゃんと動いて、水を送り出してくれたんです!
水の行き先は中庭(?)の蛇口につながっているようで、母屋には引き込まれていないようでしたがそれでも何かしらに使えるのはありがたい!
そのうち水質検査などもしなければなー、と流れ出る水を見ながら考えていたのですが、どうも水の出が良くない。
長く使われていなかったからどこかで詰まってるのかもしれない、と頭をよぎったのですが明らかにポンプの動作音とは異なる音が出ていることに気付きました。
シャーっという、スプリンクラーみたいな音。
確かに植木が多いのでそういうものもあるかもしれないと思いつつ、音の出る方へ行ってみると・・・
明らかにスプリンクラーがあるべき場所ではないところに、水しぶきがあがっていました。
水を止めて噴水箇所を見てみると、配管が割れていました。
こりゃ、水の勢いでないわな、と納得。
他の箇所も見てみましたが幸い大きな破損はここだけのようだったので
切って新しい配管を付け替えたらいいか!
と思い、必要なものを買い揃えてきました。
本来ならサイズ表記を確認して同じ経口のものを買うべきなのですが
見える範囲の中では確認することができなかったので指でなんとなくのサイズ感を覚えておくことに。
購入したのはホームセンターの排水関係のエリアにて、塩ビ管とソケット、エルボなどなど。
まぁ、ものの見事にワンサイズ小さめのやつを買ってきたワケなんですが・・・
いずれ、他の箇所に使えるだろうとそっと倉庫にしまっておいて、割れてる配管部分をカットしたものをホームセンターに持っていって同じサイズのものを買い直してきました。
間違って買ったのは呼び径が13というサイズ、本来はこっちの呼び径16の塩ビ管だったんです。
ちゃんとサイズ確認しないといけないと、身銭を切って体感しました。
(まだ、安価な塩ビパイプで良かった・・・バルブソケットも形状間違えてたし・・・)
ようやく準備が整ったところで、ネットで色々調べながら、配管修理開始です!
まずはバルブソケットにシールテープを巻き付けて水が漏れないようにぐるぐる巻いて。
適切な長さに配管をカットしたあとは、断面はカッターで面取り。
のこぎりを使って真っ直ぐパイプをカットすること、凸凹ならないように均等に面取りをすること。
慎重に作業するので時間はかかるものの、非常に地味な作業でした・・・。
すべてのパーツの下準備が終わったあと、いよいよ接着です。
塩ビパイプ専用の接着剤を薄く均等に塗り、抜けないようにしばらく押し込む、を繰り返してなんとか完成しました!
しっかりくっつくまで、1日はこのままそっとしておきます。
翌日見に行くとうまく接着してくれたようで、今回修理した箇所からの水漏れはないようでした!
普通の水道と比べると水圧弱めですが、修理前のチョロチョロと比べたら全然違います。
しばらく水を出しっぱなしにして、井戸が枯れていないかを確認して水量に問題がなければ水質検査に出してみようと思います。
今の状態でも散水やトイレに使うことはできると思うので活用していきたいと思います。